Annabelle.

今日もまだ私は、彼女をがっかりさせるタイプのボーイのままだった。

大概、男がくると、そこらの男より素敵なデートにして帰すことができるのに、女の友人がくると、私はてんでダメな彼女をがったかりさせるボーイフレンドになってしまう。dilemma. 

どのみち、いい女というタグではないことに気づいた。私はなぜ、自分にいい女のタグを持っていないのかしら ?

かなり引いて見ると...

私は随分と女らしくないかしら?

庭の仕事ができて、料理ができて、散財する女でもない。どちらかというと勉強だって子供に教えれる。運転もうまい。

あぁ...きっと私のいい女の定義はジェントルマンであること。

料理が上手で運転が上手いジェントルマン。

ハイウェイも一人で乗れない、化学調味料たっぷりの料理を作り、化粧品は揃えていても、良い食材に高いといい、子供ができたらショートヘヤーにして、セックスレスで、子供に必要とされたいと思い続け、我が子の自立を阻むこの国の一般的な女性とは全く別物が、私の女の定義。

昨日、手土産にうもれてやって来てくれた彼女。小柄なのに、巨大な強い、でも優しい何かを感じる。それを秘めている。アナベルを抱えた彼女は最高に女らしい。花屋の女の子が花束を抱えているのよりも、はるかにずっとずっと、綺麗で素敵。

彼女、自分がどんなけの幸せを私に運んで来てくれたのかきっとわかっていない。今日も明日もしばらく、私は彼女のくれた桃や、プラム、アナベルで計り知れない幸せを感ジルのよ。もっとティータイムできるようにがんばろっと!っていいパワーが生成された。

早くまた会いたいな。