Happy new year card.

自己満足とは自分を理想の自分へ仕上げるのに必要な要素でもあると思う。
内容にも勿論よるんだけれど(そんな当たり前なことこといちいち突っ込むなよっと)

私はちゃんとグリーティングカードを書く大人になりたかったというのも

一つの理想とする大人の姿だった。

昔は絵が得意に感じていて、クリエイティブなことも好きだから

年賀状を描くことは楽しみの一つだった。

仕事で忙しくなり書けなくなって何年も過ぎ、

年賀状を周りで書いている人はほとんどいなかった。

どこにいても毎年クリスマスカードを送ってくれた親友にも返事を描くことがなかった。

返事を書いてもなかなか郵便局へ足を運ばなかった。

定形外なうえ国際郵便だからポストから送れなかった。

それだけのこと。面倒だったというより、明日でいいか、明日にしよう、明日こそと

書いて描いて出せなかったラブレターのように何年ぶんも溜まっていった。

10年近く経って親友と会い、まずは毎年送ってくれていたクリスマスカードについて

お礼と返事についての言い訳を伝えた。

返事を書いているだろうけど持っているだけの私をわかっていた。
そうだろうと思って、毎年くれていたということを聞いた。

それから何年か、また海外の友人にしかクリスマスカードを出さなくなり、
結婚してからは 1通も書くことはなくなった。
離婚してまた出直してからも、何年もの間書くことはなかった。

そしてまさかの猫との人生が幕を開け、
何度かはヨーロッパの友人には返事でクリスマスカードを出した。

とにかく人生の中で、年賀状やクリスマスカード、出さない年が多くなり
ここへきてようやく.....

走りながらでも、夜中起きてでも....
意地でもクリスマス&ニューイヤーカードを作り始めた。
大切な人と、SNSでの親友、クリスマスカードが欲しい人を募ってまで
私は手作りのクリスマスカードを送ったの〜。

返事はいいの、そういうことをする女になりたかっただけなのだ。
でもやっぱり、返事は何通か届き、とても嬉しかった。
心を通わせれた気持ちが久しぶりにした。

ま、送っても届いたよの知らせもない人もいる。
このスマートフォン時代でも。
そういうのはさよならでいい。

2019年の12月、2度目のクリスマス＆ニューイヤーカードを作った。
出会って交流していきたい人、親友、大切な人。返事をくれたひとへ。
手紙を送るという行為は、電子メールなどとは違い
やっぱり心だなって思う。
100円そこそこで届けられる気持ち。

絶対に返事はこないと思っていた親友から、年賀状が届きびっくりするも
とっても嬉しかった。想いが綴られていて、とてもとても嬉しかった。
そして私がやっぱり彼女を大切に想うのは正解だった！
ほらねっ！

新年は衛星通信でより、海を超えて、時を経て届いた心を読みながら
過ごすのがいい。