Eggplant bud in the snow.
2020年、2月に種を蒔いて、一緒に越冬したイタリアンの茄子、日本育ち。
保温して発芽した小さい芽を1日に何度も覗き込むようにみていた。
保温して発芽した小さい芽を1日に何度も覗き込むようにみていた。
なのに....
最低気温があがりきってようやく大地に根をおろしてもらった数日後、私の過保護と過失により、小さな苗はひからびてしまった。
気温の変化で駄目になるかもとおもい、半分は小さな温室のなかに残しておいた小さな苗にあとをついでもらうかのように、菜園に植えた。
天候により、ゆっくりではあったけれど、たくさん収穫させてくれた。
気温の変化で駄目になるかもとおもい、半分は小さな温室のなかに残しておいた小さな苗にあとをついでもらうかのように、菜園に植えた。
天候により、ゆっくりではあったけれど、たくさん収穫させてくれた。
肌寒くなるころに、室内で一緒に越冬してみようと冬支度した。鉢上げしてコンパクトに剪定。葉っぱが綺麗だったから、瓶にさして、小さな温室へいれて目の保養にしていた。
当然、新芽が出て綺麗な葉っぱは羽を広げるかのように芽吹くのだけれど、春まで株に栄養をまわしたいので、のびた枝をまた切った。
奇跡かとおもった、その枝から根っこがでていた。発根していた。
それを二階の株元へ知らせにいくと、二階では蕾がついていた。
この寒さのなかで、この雪景色の中で、 君の根っこと蕾に会えるなんて、奇跡。